2012年4月1日日曜日

学校経営計画

各学校や教育委員会レベルの今年度の学校経営計画は、すでに立ててしまった(HP等にアップされてしまった)でしょうか?

 前回のPLC便りの関連でいうと、校長や教育委員会の担当者が一人(ないし数人)でつくってしまうことは、極めておかしなことになります。

 それが、計画は掲げられても実行されない理由です。
 たとえ、どんないいビジョンや、それに基づいた目標や計画が提示されようと、それを見せられた教師、生徒たち、親たちにとっては、「標語」や「作文」に過ぎませんから。

 今からでも間に合います。
 本当に実現したい/行動を起こしてほしいなら。
 ぜひ、子どもたちや教師の声と意見を反映したビジョン、目標、そして計画に差し替えてください。

 具体的な反映の仕方は、『校長先生という仕事』(平凡社新書)のビジョンづくりの章(147~161ページ)と『効果10倍の学びの技法 ~ シンプルな方法で学校が変わる』(PHP新書)の「親も生徒も参加してつくる学校の教育目標」(188~193ページ)が参考になります。

 ポイントは、絞り込むことです。★
 と同時に、つくる過程こそが大切だということです。

 学級の目標や経営計画も、上で書いたことがそのまま適用されます。


★ 4~5に絞り込むのではなく、多くても2つ~3つにです。
  普通の人間は、それ以上一緒に取り組むことはできませんから。

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