2014年8月3日日曜日

自分が「プロの教師」であるかを確かめる10の質問



自分がプロの教師=生徒のニーズを満たす形で教えられる教師=成長マインドの教師であることを確かめるための10の質問

1.あらゆる方法を使って、子どもたちがベストの学びが得られるようにしたいか?
2.単なる習慣ではなく、子どもたちにとって役立つこと/価値のあることをしたいか?
3.子どもたちを積極的に知って、個々のニーズにマッチする形で指導したいか?
4.多様な効果的な教え方★を自分の持ち駒として増やし続けたいか?
5.授業は自分が教えるのを中心に据えるのか、それとも子どもたちが学ぶのを中心にしたいか?
6.教えることに決定的な影響をもっている、学びや脳の機能についての研究成果、子どもの発達、そして教科の内容等について最新の情報を把握し続けたいか?
7.自分の授業を絶えず評価・修正・改善し続けたいか?
8.他者の評価や提案に対してオープンであり続けたいか?
9.子どもたちに「自立的な学び手」になることを奨励し続け、そのための具体的な方法を提供したいか?
10.自分が知っていることと実際にしていることのギャップを埋める努力をし続けたいか?
(出典: Differentiation   by Wormeliの8ページ)

 これらの質問は、まちがいなく教師が学び続ける鍵です! ~ これらの質問を見ても、日本の教師がよくいう「生徒の思いをくみ取る」「生徒理解を図る」「親のような愛情を注ぐ」「成長を見守る」とは別次元な気がします!!★★


★ 多様な効果的な教え方については、来週紹介します。

★★ 別次元といえば、指導案作成、研究授業、そして校内研究・研修も、です。
   これ、学校における教師の力量形成の「三種の神器」!?
   ある意味で、学校がそれらのみを教師の力量アップの方法として捉えていることへの違和感が、私にこのブログを書かせています。
   これら3つに時間を割いている限りは、教師の授業力向上は夢であり続けます。
   そもそも、これらをしてご自分の授業がよくなった体験をお持ちの方がいたら、ぜひその体験をお聞かせください。お願いします。 可能なら、自分以外の人に広がった体験もです。がんばって、指導案を作成したり、研究授業をして、それなりに得るものがあった人はいると思いますが、それがどれだけ回りの先生に伝播しているでしょうか?

★★★ そういえば、「教材研究」というのもありました。これらは、上記の「三種の神器」と不可分の関係にあります。イコールといってもいいぐらいに。これが、優先される限りは、授業はよくならないと思います。目の前の子どもたちそっちのけですから。

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